- 未経験歓迎の経理の求人に応募しているけど書類選考が通らない…
- 経理職が気になっているけど、そもそも未経験でもなれるの?
- 経理未経験で採用されるにはどうすればいいの?
経理職に興味があるけど、未経験でも応募していいか悩む人は多いです。
私自身、無資格・未経験から経理への転職を目指し、遠回りもしましたが最終的には転職に成功した経験があります。
そこでこの記事では、以下の2点を解説します。
✅経理未経験者が採用されにくい理由
✅採用される人が実践している具体的な対策
この記事を読み終わる頃には、「経理未経験が採用されるために何をすればいいか」が分かります。
結論、戦略的にやれば経理未経験でも経理職に採用されます。私の経験も交えながら解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。
経理未経験者が採用されない理由
◆経理未経験者が採用されない理由【企業の本音】
①即戦力が欲しい
②簿記を知っている人が欲しい
③応募者数には困っていない
◆経理未経験者が採用されない理由【応募者に問題アリ】
①応募書類の作り込み不足
②条件にこだわりすぎている
採用されない理由には採用されるためのヒントが詰まっています。
経理未経験者が採用されにくい理由【企業の本音】
①即戦力が欲しい
経理は「経営管理」の略で、会社の経営に直結する重要なポジションです。
主に経営者が見る、決算書などの大事な書類を作る仕事です。
経営者の判断に多少なりとも影響を及ぼすことを考えると、経験者が優遇されやすい傾向にあるのは当然です。
そんな責任重大な仕事なんだ…自信ないかも…
責任感を感じる人にこそ向いている職業!
責任感が強い人こそ経理をやってほしい!
そして企業が経験者を求めていることが分かる調査データが次の通りです。

経験者募集が約9割を占めています。
経理の未経験採用が狭き門であること、まずは認識しておきましょう。
②簿記を知っている人が欲しい
経理では簿記という知識を使います。
会社で発生した取引を、勘定科目(かんじょうかもく)という名前をつけて分類し、記録します。これを「仕訳(しわけ)」と言います。
会社の1年の取引を全部仕訳したら、決まったルールに沿って数字をギュッとまとめます。
その結果を経営陣が見て、会社の成績を把握するのです。

商業高校出身ではない限り、簿記に馴染みがない人も多いでしょう。
簿記を使う以上、簿記を知っている人が採用されやすいのは当然です。
私の経験からも簿記資格を持つことをおすすめします。
なぜなら、転職活動で断然有利になるからです。
③応募者数には困っていない
転職市場で事務職は人気です。
経理には「手に職がつく事務職」というイメージもあるため、人気に拍車がかかっています。
学生に人気の職種ランキングは以下の通り。
- 1位:総務・経理などの事務系職種
- 2位:薬剤師・看護師・医師などの医療系職種
- 3位:研究・生産・製造などの技術系
- 4位:警察官・保育士・栄養士などの専門職
- 5位:編集・デザイナーなどのクリエイティブ職
引用元:「大学生に聞いた!人気の業種・職種ランキング!注目の理由を職業別に紹介」(マイナビ 学生の窓口)
そのうえ経理職の平均年収が他の事務職より高めです。
人気傾向は今後も続くでしょう。
応募者数が多い=比較されるライバルが多いということ。
他人に勝る武器をもって採用試験に挑む必要があるのです。
私も事務職に絞って転職活動したとき、無資格で挑んだ結果ことごとく書類選考不通過をくらいました。
無資格での応募は、雨の日に傘を持たずに外に出るようなもの。
濡れるのが分かっているなら、最初から傘=資格を準備しておいた方が安心です。
あなたには準備万端で臨んでほしい!
経理未経験者が採用されない理由【応募者に問題アリ】
①応募書類の作り込み不足
転職活動始めたての人の職務経歴書は、作り込み不足であることほとんどです。
私も転職活動の初期には、応募書類の作り込みが甘く、転職エージェントにたくさん添削してもらいました。
書類選考に通過するには自己分析は必須です。
- なぜ経理職を希望するのか
- 今までどのような経験をしてきたのか
- その経験を経理でどう活かすのか
といった質問に即答できる状態になりましょう。
そのうえで応募書類を作ると、良いものができます。
また、誤字・脱字は禁物です。
正確な処理が求められる職業だからこそ、誤字・脱字は避けたい!
私も異職種ですが、採用に携わった経験があります。
応募書類に誤字があると、それだけで「大丈夫かな?」と思ってしまいました。
未経験で経理に挑むなら、細部まで行き届いた書類づくりが必須です。
②条件にこだわりすぎている
転職活動で条件にこだわるのは大切です。
希望条件に合えば、「こんなはずじゃなかった…」という入社後のミスマッチを防げます。
しかし、こだわりを増やすほど応募できる求人は減ります。
書類選考は確率の勝負です。応募できる求人は多く確保するべきです。
譲れない条件と妥協できる条件を明確に分けておこう!
以上が、経理未経験の人が採用されない理由です。
これらを踏まえて、具体的にどうすべきかを見ていきましょう。
経理未経験でも採用される人が実践する具体的な対策
経理未経験者がやるべきことは次の4つです。
①日商簿記2級を取得する
②転職エージェントに登録する(転職軸を定める)
③Excelの基礎を押さえる
④応募書類を1社1社作り込む
①日商簿記2級を取得する
まず取り組むべきは日商簿記2級の取得です。
これを聞いて、
簿記2級!? 3級じゃダメなの?
と思う人もいるかもしれません。
確かに日商簿記3級のみでも応募できる求人はあります。
しかし、日商簿記2級を持っていれば約20%も応募できる求人が増加します。
次のデータは、大手転職エージェント3社の求人で、経理職」のうち、「簿記2級」のワードが含まれている割合を示したものです。

3社とも20%程度あります。
簿記2級を取れば、応募資格を満たす可能性がある求人が20%増えるということです。
さらに、簿記3級を応募条件としている企業には、簿記3級以上の知識をアピールできます。
昔より日商簿記2級試験の難易度が上がっているけど、その分価値も上がっているよ!
応募社数を増やすためにも、簿記2級の取得には取り組むべきです。
経理未経験での経理転職は不利な状況から始まります。
だからこそ、できることは全てやっていく必要があるのです。
※簿記資格には「日商簿記」、「全商簿記」、「全経簿記」があるので注意が必要です。転職市場においては「日商簿記」が評価されやすいです。
経理未経験で無資格の人は、簿記3級の学習から開始することをおすすめします。
簿記の基本が詰まっている資格ですし、簿記への向き不向きを見極められるはずです。
向き不向きを見極めるのはとっても重要!
簿記3級から学んでみたい!……でもどんな教材で勉強すればいいの?
簿記3級のおすすめ学習方法を3つ紹介します。
簿記3級おすすめ学習方法①:CPAラーニング(無料)
2025年8月現在、簿記3級は無料で学習できます。
公認会計士試験予備校の運営会社が、無料で講座を公開してくれているのです。
CPAラーニング|簿記や会計を完全無料で学ぶならCPAラーニング※無料会員登録が必要です
簿記2級の講座も無料で公開してくれているので、このサイトでステップアップもできます。
私もこのサイトの簿記2級講座を受講し、無事一発合格できました。
CPAラーニングの簿記3級講座に対応したテキスト・問題集は、PDF形式で無料で配布されています。
パソコンやiPadを持っていれば、テキスト代すらかかりません。
無料なのにしっかりした講義内容だよ!試しに最初の講義を視聴してみて!
簿記3級おすすめ学習方法②:書籍
もちろん、完全独学でやりたい場合には書籍でもOKです。
簿記3級を独学で取得した私は、TAC出版のスッキリわかるシリーズで満点合格できました。
簿記3級の知識を書籍で学ぶならば、このセットで十分対応できます。
この書籍のおすすめポイントは次の通り。
💡図表が豊富で取引をイメージしながら学べる
💡大手資格予備校が出版しており、内容も毎年更新される
💡CBT試験(ネット試験)にも対応している
かわいいキャラクターと一緒に学習を進められるのでおすすめです。
簿記3級おすすめ学習方法③:クレアール
ここまで紹介した学習方法を検討したうえ上で
「しっかりサポートを受けて学習を進めたい!」
「効率重視で学習を進めたい」
と思った方は、有料簿記講座を検討しましょう。
おすすめはクレアールの簿記講座です。
1万円程度で効率良く学習が進められ、サポート体制もバッチリです。
私の身内も知識ゼロからクレアールの講座を受けて一発合格したよ!
簿記3級ならば、最大1万円までの支出が妥当だと思います。
簿記資格を持っていない人は、簿記2級の前に3級の学習が先決です。
重要なのは、資格合格を目的としながらも、知識をしっかり定着させることです。
簿記3級の知識は、2級の学習や経理実務にも必ず活きてきます。
②転職エージェントに登録する(転職軸を定める)
簿記学習と並行してすべきなのが、転職エージェントへの登録です。
簿記学習をしつつ、できるだけ早めに転職エージェントに登録しておきましょう。
本記事は事業会社の経理への転職を前提にしています。
転職エージェントから、会計事務所の求人を紹介されたら注意してください。
会計事務所は一般に激務と言われます。
キャリアプランによっては選択肢に入りますが、安易におすすめできません。
紹介されても応募するかどうか、十分に検討してください。
無理に転職させようとするキャリアアドバイザーもいるから、そこは注意が必要だよ!(経験済み)
早期に転職エージェントに登録することで、
・非公開求人に出会えるチャンスが増える
・キャリアアドバイザーからの客観的なアドバイスをもらえる
といった恩恵を受けながら、転職軸を固めていけます。
早めに転職軸を固めれば、1社目の面接からブレない返答をすることができます。
転職エージェント?普通の転職サイトじゃダメなの?
リクナビなどの通常の転職サイトも登録して、未経験求人の発掘はしていくべきです。
そのうえで、転職エージェントを使わない手はありません。
転職エージェントを活用する具体的なメリットは下記の通りです。
✅未経験OKの求人を探し出してくれる
✅応募書類の添削・面接対策をしてくれる
✅面接の日程調整やメッセージ代行をしてくれる
✅推薦状を書いてくれる
✅利用料は無料
それぞれ詳しく解説していきます。
未経験OKの求人を探し出してくれる

たくさんの求人の中から未経験応募OKの経理求人を探すのは大変です。
転職エージェントを利用すると、プロが条件に合った求人をピックアップしてくれます。
空いた時間を資格学習などに使えば効率大幅UPです。
応募書類の添削・面接対策をしてくれる
プロの目線で職務経歴書などを添削してくれます。
自分一人で作った職務経歴書は軸がブレて、ツッコミどころ満載になりがちです。
応募書類を客観的に見てもらえる機会はとても貴重なのでぜひ活用しましょう。
面接の日程調整や企業とのやりとりを代行してくれる

自分で応募すると意外に大変なのが日程調整です。
これも転職エージェントが代行してくれます。
そして空いた時間は面接準備などの本質的な部分に集中できます。
推薦状を書いてくれる
転職エージェントでは、初めにWeb面談や電話でキャリアヒアリングをしてくれます。
転職エージェントのヒアリングで聞かれる内容は主に次の通りです。

それを元に、あなたの強みをまとめた推薦状を書いてくれるのです。
第三者のお墨付きで応募できるのはかなりのメリットと言えます。
そのため、キャリアアドバイザーにも丁寧に接するようにしましょう。
キャリアアドバイザーと信頼関係を築くために、質問には正直に答えましょう。
相手は人材のプロ。嘘をついても見破られると思うよ!
等身大の自分で勝負しよう!
利用料は無料
転職エージェントの利用は基本的に無料です。※有料会員制度があるエージェントもあります。
えっ?何で無料なの!?
と思う人は、次の図をご覧ください。

転職が成立すると採用企業側が転職エージェントに報酬を支払います。
そのため、私たち求職者は無料でサービスを受けられるのです。
費用負担がある分、企業側は本気で選考に臨みます。
そして転職エージェントは、報酬得るために本気で転職を成功させようとします。
本気のサポートを無料で利用できるのですから、使わない手はありません。
そもそも未経験からの経理転職は勝率の低い挑戦です。
使えるサービスは最大限に活用し、少しでも内定獲得の確率を高めることが重要です。
転職エージェント使いたい!
どこの転職エージェントを使えばいいの?
私も利用経験がある転職エージェントを含めた、おすすめエージェントを紹介するよ!
おすすめの転職エージェントはこちら。
転職エージェント | 特徴 | 筆者コメント |
doda | 大手で求人数が多く、サポートも充実 | サポートが手厚く、現実的な落としどころを提案して くれます。 |
リクルートエージェント | 大手で求人数が多く、サポートも充実 | 都市圏ではなくても求人が豊富ですが、転職エージェントの質の善し悪しが著しい 印象です。 |
マイナビジョブ20’s | 大手で求人数が多く、未経験求人多数 | 筆者未利用ですが、関東・関西にお住まいの20代の方なら求人数が多いので登録をおすすめします。 |
MS-Japan | 管理部門特化の転職支援サービス | 大手で見たことがない求人をスピーディーに紹介してくれました。 |
Hupro | 管理部門特化の転職支援サービス | 筆者未利用ですが、主要都市に就職希望なら、経理求人が豊富なのでおすすめです。 |
大手転職エージェントを利用して求人数を確保しつつ、経理に特化したエージェントも利用しましょう。
私も常に転職のチャンスを伺っていて、現在もdoda、MS-Japanの2社に登録しています。
転職エージェントにも当たりはずれがあります。
真剣に向き合ってくれるキャリアアドバイザーもいれば、そうではない人もいます。
そのため、転職エージェントは複数社同時に利用するのがおすすめです。
書類選考に応募する回数を増やすためにも、利用できるサービスはどんどん利用しましょう。
未経験からの経理転職は泥臭く立ちまわっていく覚悟が必要です。
③Excelの基礎を押さえる
さまざまなITツールが普及してきている中でも、経理ではExcel業務が多くあります。
2022年におこなわれた調査では、経費申請・精算において「すべての作業を紙・Excelで処理している」企業は46.2%とのことです。

つまり、企業の半数近くが経費精算の管理にExcelを使っているのです。
このことから、経理未経験でもExcelスキルがあればアピールポイントになるということが分かります。
Excelの基本的な操作と、VLOOKUP関数などの関数を理解していれば、ひとまず基礎が分かるといってもいいでしょう。
求人にも「Excelの基礎が分かる方」などの歓迎条件が記載されている場合があります。
そのためExcelは、自信を持って学んでほしい知識の1つです。
基礎ぐらいなら、YouTubeで学ぶことができます。
この動画では、Excel操作の基礎に加えてSUM関数などの簡単な関数も解説してくれています。
IF関数、VLOOKUP関数もYouTubeで学習できるので、「VLOOKUP 使い方」とYouTube検索してみてください。
書籍も良いですが、今の時代、インターネットを存分に使って学習するのが最速で効率的です。
Excel基礎を学んだうえで、書類には「VLOOKUP関数まで使用可能」などと記載しておきましょう。
Excel勉強したいけど、パソコンに有料で入れなきゃダメ?
Microsoft365というサブスクなら30日間無料で試せる!
無料期間中に習得しちゃおう!(サブスクの解約は忘れないように注意)
④応募書類は1社ずつ丁寧に作り込む
転職エージェントでは、複数企業に同時応募もできますが、1社ごとに応募書類を作り込んでから応募するのがおすすめです。
基本情報は共通でかまいませんが
- 自己PR
- 志望動機
- スキル
などの内容は企業ごとに調整するのがポイント。
1社ごとに求人票を分析して、「何を求められているか」を把握しましょう。
それに対してそれぞれ効果的な強みをアピールするのです。
求人票の分析には、AIツールのChatGPTがおすすめです。(後日記事投稿予定)
AIを活用した転職活動で効率アップを図ろう!
応募書類を作成するときに気をつけたいのが、以下の3つです。
① 自分語りをしすぎない(伝えたいことは簡潔に)
② 誤字・脱字は絶対NG
③ 強みは数字を交えて、論理的に自信を持って書く
「自分語り」はやりがちです。
伝えたいことがたくさんあるのは分かりますが、全部書いてしまうと自己主張が強い人に見えます。
転職活動は、企業とのお見合いです。
自分語りばかりのお見合い相手は嫌だよね…
私も書きたいことがありすぎて、自己PR欄に膨大な量を書いたことがあります。
案の定、キャリアアドバイザーの添削により、ゴソッとそぎ落とされました。
企業に一番刺さる強みに絞りつつ、その他の伝えたいことは面接で伝えるぐらいの心づもりで書きましょう。
そのうえで、誤字・脱字に気をつけつつ、実績は数字を交えて論理的に記載しましょう。
大した実績なんてないんだけど…
と自信がない方も多いと思います。
しかし、誰にでも実績はあるはずです。
「営業目標を達成した」
「○○を○○円売った」
だけが実績ではありません。
「ミスを指摘されたけど、次の月には○○を改善して、ミスゼロを達成した!」
など、マイナスをゼロにしたことも立派な実績です。
①仕事の正確性
例:「事務職でデータ入力を担当し、1日○○件の顧客情報を入力しました。入力ミス率は部署平均の半分以下で、上司から『正確性が高い』と評価されました。」
②期限厳守・締め切り意識
例:「売上集計やレジ締めを担当していました。閉店後○○分以内に必ず日報を提出し、遅延ゼロを継続しました。」
③改善提案や効率化の実績
例:「前職では集計作業をExcelの関数を使って効率化し、1時間かかっていた作業を15分に短縮しました。経理業務でも効率化できないか、常に意識しながら働きたいです。」
④数字や金銭を扱った信頼経験
例:「アルバイトで現金売上の管理を任され、日々の売上○○万円前後を責任を持って扱っていました。誤差や紛失は一度もなく、責任感の強さを評価されました。」
⑤学習意欲・資格取得で示す実績
例:「簿記3級を独学で取得し、現在は2級の学習を進めています。独学でも理解を深められる継続力を活かし、実務に素早くキャッチアップできる自信があります。」
私が面接を受けた時には、前職で書類や情報を正確に取り扱い、重要なデータを厳重に管理していた経験をPRしました。
経理は社外秘情報を数多く扱うため、このような実績も大きなアピールになるのです。
これまでのあなたの経験を細かく切り分けて、掘り下げてみましょう。
転職エージェントのキャリアアドバイザーはこういった経験の棚卸しも手伝ってくれます。
まとめ:経理未経験が採用されない理由を知り、採用されるための行動を起こそう!
最後にここまでの内容をまとめていきます。
経理未経験者が採用されない理由
経理未経験の人が採用されない理由は次の通りです。
◆経理未経験者が採用されにくい理由【企業の本音】
- 即戦力が欲しい
- 簿記を知っている人が欲しい
- 応募者数には困っていない
◆経理未経験者が採用されない理由【応募者に問題アリ】
- 応募書類の作り込み不足
- 条件にこだわりすぎている
採用されない理由を知ることは、採用されるためのヒントを知ることにも繋がります。
経理未経験でも採用される人が実践する具体的な対策
それでは実際にどう対策すればいいのかというと、次の通りです。
- 日商簿記2級を取得する
- 転職エージェントに登録する(転職軸を定める)
- Excelの基礎を押さえる
- 応募書類を1社1社作り込む
また、実際は年代によってもそれぞれ対策を取る必要があります。
詳しくは、20代と30代でどう違う?経理転職のリアルと成功のポイントをご覧ください。
これらの行動に加えて一度検討してみてほしいのが、現在の会社内での異動です。
異動により経理職に就いてしまえば、転職の必要はありません。
上司との関係や社内の風潮にもよりますが、異動願を出せば転職せずに経理に就けるかもしれません。
場合によっては会社に居づらくなる場合もあるので、くれぐれもうまく立ち回るようにしてください。
転職と同じで自分本位の態度だとダメなんだね
相手を尊重しつつ、自分の信念を持って行動しよう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
あなたが経理キャリアをスタートできるよう、心から願っています。